タイトルの意味を知った時のゾクリ感が凄い!ポップなミステリー‥クール・キャンディー
サクッと読めるミステリーで、伏線が素晴らしいんです、結構暗めなストーリーなんですが、それを感じさせない文体が、また堪りません。
どうも、グチグチした心理描写が嫌いみたいで‥
作者は若竹七海。
ちょと前にガズレーザーが静かな炎天という本を雨トークで紹介しまして、小説を読まない方でも名前くらいは知っている人も多いのではないでしょうか?
‥知ってら嬉しいですw
さてクール・キャンディの内容はといいますと、
主人公の中学女子、渚が、警察に捕まりそうな兄の無実を証明するため奮闘する話となっております。
兄嫁がストーカーに襲われ重態‥そして病院で回復することなく死亡‥
又、兄嫁が亡くなった同時刻に、ストーカーも変死‥
動機十分の兄が警察連行されることになってしまうのです
最後のどんでん返しも見物ですが、渚の真っ直ぐした性格、そして中学生らしい曖昧な感覚、んー‥学生時代を思い出しますw